きんちょうがたずつう
緊張型頭痛
概要
緊張型頭痛は、最も一般的な頭痛の一種で、首や肩、頭の筋肉が緊張することで起こると考えられています。長時間のデスクワークやストレス、睡眠不足などが主な誘因となることが多いです。この頭痛は、慢性型と一過性型に分かれ、生活の質に影響を及ぼすことがあります。
緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛の主な原因は、筋肉の緊張やストレスです。以下がその具体的な要因です。
- 精神的ストレス
- 学校や仕事、家庭での問題が引き金になります。
- 身体的ストレス
- 長時間同じ姿勢を続けることで前頭筋や後頭筋、僧帽筋などの筋肉が緊張します。
- 睡眠不足や疲労
- これらが筋肉や神経に負担をかけることがあります。
- 眼精疲労
- パソコンやスマートフォンの使用が多い場合に起こりやすいです。

緊張型頭痛の症状
緊張型頭痛の主な症状は次のとおりです。
- 頭全体に締め付けられるような鈍い痛み
- 痛みが軽度から中程度で、日常生活は何とか続けられる
- 首や肩、頭の筋肉のこわばりや痛み
- 音や光に対する敏感さが軽度である場合もあります
慢性型では、頭痛が1カ月のうち15日以上続くことがあります。一過性型の場合、数時間から数日間で治まることが一般的です。
緊張型頭痛の検査・診断
緊張型頭痛は、主に症状や生活状況を基に診断されます。医師は以下のような方法で診断を進めます。
- 問診
- 頭痛の頻度、持続時間、生活習慣について詳しく聞きます。
- 身体診察
- 首や肩の筋肉のこわばりを確認します。
- 画像検査
- 頭痛の原因が他にないか確認するため、MRIやCTが使われる場合があります。
緊張型頭痛の治療
緊張型頭痛の治療法は、症状の軽減と再発予防を目指します。
- 1.薬物療法
- 鎮痛薬:市販薬のアセトアミノフェン(タイレノール)やイブプロフェン(ロキソプロフェン)が使われることがあります。
- 筋弛緩薬:筋肉のこわばりを緩和するために処方される場合があります。
- 抗うつ薬:慢性型の場合、ストレスや緊張を軽減するために使用されることもあります。
- 2.非薬物療法
- ストレス管理:リラクゼーション法や心理療法、認知行動療法などが有効です。
- 姿勢改善:デスクワーク時の姿勢を見直し、適度な休憩を取りましょう。
- 運動療法:軽い運動やヨガで筋肉の柔軟性を保つことが役立ちます。
- 温熱療法:肩や首を温めることで筋肉の緊張を緩和します。
緊張型頭痛の合併症
緊張型頭痛そのものは重大な合併症を引き起こしにくいですが、慢性化すると以下のリスクが高まります。
- 不眠症や睡眠の質の低下
- 精神的ストレスの増加やうつ症状
- 頭痛薬の乱用による薬物依存性頭痛
緊張型頭痛の予防
緊張型頭痛の予防には、日常生活での工夫が重要です。
- 規則正しい生活リズムを保つ
- ストレスをためないための適度な運動や趣味の時間を作る
- 長時間の作業では定期的に休憩を取る
- バランスの取れた食事や十分な水分補給を心がける
- 目の疲れを感じたらこまめに目を休ませる
更新:2026.02.04

