当院精神科以外の診療科の紹介:肥前精神医療センターの内科・脳神経内科について

内科

当院精神科以外の診療科の紹介:肥前精神医療センターの内科・脳神経内科について

精神科の患者さんの身体合併症や、脳や神経に関する病気などについて、外部の専門機関とも協力しながら、治療を行っています。

内科部門

2024年6月現在、常勤内科医師1名と非常勤内科医師1名の2名体制で診療を行っています。主に精神科の入院患者さんの身体合併症の治療に携わっています。肺炎、尿路感染症、腸閉そく、骨粗しょう症、原因不明の発熱などの場合に精神科の医師から相談を受け、検査、治療を行っています。当病院では、血液検査、心電図、胸部・腹部レントゲン検査、腹部・心臓超音波検査、CT,MRI検査が可能です。また、外部委託検査として、痰、血液、尿などの細菌検査や結核菌検査が可能です。内視鏡検査や血管造影検査は行っていません。人工呼吸器を必要とするような重症の肺炎、手術を必要とする骨折などの場合は専門の病院に転院して治療を受けていただいています。

また、地域の役場のご協力を得て地域住民の方を対象とした脳MRI健診を行っています。1996年度から2017年度までは脊振町、2018度からは吉野ヶ里町の60歳以上の方を対象に血液検査、身体測定、神経心理検査(ものわすれの検査)、脳MRI検査などを無料で実施しています。健診結果は報告書として受診者の方に郵送しています。生活習慣病、もの忘れの早期発見、治療にお役立ていただいています。これからも続けていく予定です。

脳神経内科

当院では「脳神経内科」診療も行っています。脳神経内科は、主に脳、脊髄(せきずい)、末梢神経、および筋肉に関連する病気や障害の診断と治療を行う医学の専門分野です。神経系の疾患や障害には、脳卒中、てんかん、片頭痛、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患、多発性硬化症や筋委縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)などの神経免疫疾患、神経痛やニューロパシー(末梢神経障害)、脳炎や髄膜(ずいまく)炎などの病気があります。これらの病気の診断には、MRIやCTスキャン、脳波、腰椎穿刺(ようついせんし)、神経伝導速度と筋電図を使用します。当院では脳波や脳CT,脳MRI検査、脳脊髄(せきずい)液検査が可能ですが、脳卒中や脳炎、自己免疫性疾患などの急性期の検査、治療ができる医療設備は限られていますので大学病院や総合病院の脳神経内科にご紹介することがほとんどです。また外来リハビリテーションは行っておりません。人工呼吸器の管理や胃ろうカテーテル交換などの在宅訪問診療も行っていません。外来での処方、神経難病の診断書作成、身体障碍者手帳申請、障害年金診断書作成は可能です。

更新:2026.08.14