病理診断科/病理部
組織診標本(生検・外科病理・術中迅速)と細胞診標本を作製し、病理診断および細胞診断を行っています。
診療体制
病理診断科/病理部所属の病理医11人と技師6人のほかに、病理学講座所属の病理医・技師の支援を受けて院内および院外の病理診断、細胞診断を行っています。通常の染色(それぞれHE染色およびパパニコロウ染色)以外に、必要に応じて特殊染色や免疫染色を行い、客観的かつ質の高い病理・細胞診断を常に心がけています。
先進機器
遠隔病理診断(テレパソロジー)を行っています。2008年から、ISDN回線で病理部と舞鶴共済病院がつながっており、舞鶴共済病院で作製された凍結切片を遠隔操作することで遠隔迅速病理診断を行っています。
また、2014年からはインターネット回線を使用することで、以前より迅速に診断することが可能になりました。遠隔病理診断に関しては、ほかの関連病院との連携も視野に入れています。
2012年4月には分子標的治療(ぶんしひょうてきちりょう)の適応決定のために、全自動SNAPs検査装置を導入し、EGFRおよびK-ras遺伝子変異検査が実施可能となっています。
2017年2月には組織切片自動薄切装置を導入し、作業効率の向上が期待されます。
更新:2024.08.22