骨粗しょう症

整形外科 リハビリテーション科

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨の強度が低下してもろくなり、骨折しやすくなる病気です。

骨の強度が低下する主な要因としては、女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏(閉経)、加齢、運動不足などの生活習慣の3つが考えられます。そのほか、糖尿病などの内分泌疾患が誘引となることもあります。

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骨粗しょう症になって骨折しやすい部位

症状

骨粗しょう症は、自覚症状がほとんどありません。一番問題となるのは、転倒やくしゃみなどのわずかな衝撃でも骨折しやすくなることです。

イラスト
骨粗しょう症の症状チェック

検査・診断

  • 骨密度の測定:DXA(デキサ)法
  • 単純X線検査
  • 骨代謝マーカー検査(採血・採尿)

骨密度の結果と、骨折の有無によって診断します。

治療

薬物治療を行います。

  • 骨吸収(※)を抑制する薬
  • 骨の形成を促進する薬
  • その他

薬物治療とともに、食事・運動療法も行います。

※骨吸収:古い骨が壊されること

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整形外科

更新:2024.07.04