乳がん
乳腺・内分泌外科
乳房について
乳房は、母乳(乳汁)をつくる乳腺と、それを包む脂肪組織からなります。
乳がんとは
乳がんは、乳腺の組織にできるがんで、多くは乳管から発生し、周りのリンパ節や骨、肺などに転移することがあります。
大きく非浸潤(ひしんじゅん)がんと浸潤がんに分けられ、浸潤がんは、乳管や乳腺小葉の周囲まで広がっているがんです。
国内では1年間に約9万人が乳がんと診断されます。
症状
主な症状は乳房のしこりです。そのほか、乳房にえくぼやただれができる、左右の乳房の形が非対照になる、乳頭から分泌物が出る、などがあります。
治療
治療には、手術(乳房温存手術、乳房全切除術、腋窩(えきか)リンパ節郭清(せつかくせい)、センチネルリンパ節生検、放射線治療、薬物療法(ホルモン療法薬、分子標的薬(ぶんしひょうてきやく)、細胞障害性抗がん薬)があります。
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更新:2023.09.13