豊かな人生と明るい未来へ-パーキンソン病センター

藤田医科大学病院

脳神経内科

愛知県豊明市沓掛町町田楽ヶ窪

豊かな人生のために専門家が諸問題に対応(図)

パーキンソン病では、適切な診断に基づき、患者さんの症状、社会的背景、副作用などを考慮しながらオーダーメイドの治療を提供する必要があります。また、長期の患者さんで認める治療効果の低下、姿勢の異常、うつ、物忘れ、便秘、痛みなど、全身の諸問題(全身病)に適切に対応する必要があります。

当センターでは、パーキンソン病の診療に習熟した脳神経内科医と、それぞれの問題に関連する各診療科の専門医が密接に連携し、個人のニーズに見合った薬剤調整、麻酔科と連携した脊髄(せきずい)を刺激して痛みを取る治療、リハビリテーション科などと連携した姿勢異常に対する治療をはじめ、さまざまな診療を提供します。また、ご自宅の状況を把握するために、かかりつけ医と地域連携を作る試みも進めています。藤田医科大学の強みを最大限に生かし、患者さんの豊かな人生をサポートしていきます。

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図:皆様の笑顔のために、さまざまな医療を提供します

また私たちは、国際的にもハイレベルな藤田医科大学の強みを生かすオリジナルデータを集積し、AI の研究者とともに、これら巨大で複雑なビッグデータを分析し、病態解明研究を進めます。さらに海外の一流研究者と連携して世界トップ水準の国際共同研究拠点を形成し、患者さんの明るい未来につながる革新的治療法の開発に邁進します。

更新:2022.03.08