新型コロナウイルス感染症
感染症・膠原病内科
新型コロナウイルスとは
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が起こす感染症を「COVID-19」と呼んでいます。
2019年11月に中国武漢市付近で確認され、飛沫感染や接触感染により、世界的流行(パンデミック)に至りました。
症状
発熱(37.5℃以上)や喉(のど)の痛み、咳(せき)、痰(たん)など、風邪の症状で終わる場合が多いとされていますが、なかには急激に悪化し、人工呼吸での管理が必要な肺炎に進行します。
また、嗅覚や味覚の異常も現れる場合もあります。
重症化
重症化は、高齢者や基礎疾患(心血管疾患、糖尿病、悪性腫瘍(あくせいしゅよう)、慢性呼吸器疾患など)がある人で多くみられます。
一方で小児や若年層の中には、感染してもほとんど症状が現れない、無症状病原体保有者が数多く存在します。
予防と治療
感染の予防には、手洗いや手指消毒を徹底し、マスクの着用が有効です。
熱や咳への対象療法が行われ、初期に内服の抗ウイルス薬が使用されるようになってきました。
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更新:2023.09.13