患者さんのニーズに着目できる看護師の育成を目指して
平塚市民病院
看護部
神奈川県平塚市南原
院内教育・研修
教育目的
平塚市民病院および看護部の理念に基づき、患者さんや家族から信頼される質の高い看護サービスを提供できる自立した看護職員を育成します。
教育プログラム
当院の教育のプログラムは、患者さんの暮らしを支えるために必要な知識・技術・態度を習得するための教育内容を設定しています。
また、看護師が段階的にスキルアップすることを応援するプログラムとなっています(図1)
教育委員の活動
教育委員は、各部署から1人ずつ選抜され、看護部に所属する看護職のキャリアアップを目標に、月2回の教育委員会を開催し活動しています。具体的な活動としては、当院の看護の現状を捉え、委員会で検討し課題抽出したことを院内研修に反映させています。さらに、今後想定されている2025年問題・医療提供体制の変革などについても、タイムリーに院内研修に盛り込むため、教育委員自身のスキルアップも目指しています。特に、看護実践能力の維持向上に向けて看護場面を想定したシミュレーション研修に力を入れ活動しています(写真1、2、3)。
経験者サポートシステム(経験者サポート研修)
既卒者・中途採用者の採用においては、個々のキャリア・年齢・経験などの背景を考慮した支援が求められています。当院でも、定着率を上げるため、既卒者・中途採用者に対して、各部署でサポート体制を整えています。
経験者サポート研修では、①自分を理解しよう②キャリア育成(将来の自分イメージ像)③多様な価値観を理解しよう④転職した今の自分が思うことを熟考し、自己の現状と今後のキャリアについて具体策を見出す手がかりとなっています。
新人1年目の到達目標
日常生活援助を実践するための基本的知識・技術・態度を身につけ、安全にベッドサイドでケアができる(図2、3、4)
更新:2024.10.21