白血病
福井大学医学部附属病院
血液・腫瘍内科
福井県吉田郡永平寺町
白血球について
血管内には、血球(赤血球・白血球・リンパ球・血小板など)が流れています。
血球は骨髄(こつずい)(幹細胞(かんさいぼう))でつくられ、特に白血球は外部からの細菌・ウイルスを排除します。
白血病とは
骨髄で白血球がつくられるときに、遺伝子異常のある細胞ができて、無制限に増殖する状態が白血病です。ほとんどが原因不明です。
貧血や感染、出血傾向などの症状があり、肝臓、脾臓(ひぞう)、リンパ節などの臓器に白血病細胞が侵入することもあります。
検査
採血や骨髄細胞の検査で、主に4つの種類に分類されます。
- 急性リンパ性
- 慢性リンパ性
- 急性骨髄性
- 慢性骨髄性
治療
治療には、1.薬剤:化学療法、免疫療法、分子標的療法(ぶんしひょうてきりょうほう)、新薬、2.造血幹細胞移植、3.放射線治療があります。
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更新:2023.09.13