急性腎障害

腎臓内科

死に至ることが多い急性腎障害

腎臓の病気は起こる速さで、急性腎障害と慢性腎臓病の大きく2つに分けられます。

急性腎障害は、数日以内に急激に腎機能が低下する状態で、尿が減ったり全く出なくなったりします。熱中症、脱水、心筋梗塞(しんきんこうそく)、肺炎などの感染症、手術後に合併する場合や、造影剤、抗生物質、鎮痛剤など、さまざまな薬剤に対するアレルギーや血流障害が腎臓に起こる薬剤性急性腎障害の場合があります。骨盤内の腫瘍(しゅよう)などによる尿路閉塞(にょうろへいそく)も急性腎不全の原因となります。昔は治る病気と考えられていましたが、現在では後遺症を残すことが多いと考えられています。多臓器に合併症が起こった場合には、死に至ることも多い病気です。

当院では、24時間365日でオンコール体制を整えており、早期に発見し原因究明を行い原因に基づいた治療をいち早く開始できるようにしています。

更新:2025.12.17