先端医療の開発へ向けて-臨床研究管理センターの役割

富山大学附属病院

臨床研究管理センター

富山県富山市杉谷

臨床研究管理センターの活動

大学病院は、先端的な医療を行うという重要な役割を担っており、新しい医療を開発するためには「臨床研究」が必要になります。臨床研究とは、「病気の新しい診断法や治療法を開発する」「原因が分かっていない病気のデータを集めて病態を解明する」などを目的として、患者さんとともに行う研究です。

当センターでは、各診療科の医師と活発に、かつルールを守って臨床研究を行っていけるように、臨床研究コーディネーターや事務スタッフがチームとなって活動しています。また、「治験」も当センターの重要な業務です。治験とは、新しく開発された薬剤を診療現場で広く提供できるように国に承認してもらうための重要なステップで、これについても各診療科の医師と協力して推進しています。

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診療科医師との研究支援打合せ
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臨床研究管理センターのスタッフ

先端医療の開発へ向けて

2019年度より、当センターでは、先端的な医療を実際に患者さんに提供し、その有効性や安全性を評価するための「特定臨床研究」を積極的に推進・支援しています。また、臨床研究が活発になるにつれて、カルテ情報や臨床研究データなどの医療データを適切かつ安全に取り扱うことが重要になっており、そのための人材育成にも取り組んでいます。富山大学附属病院の強みは、医療以外のさまざまな学術分野とも連携できる点にあります。理工系部門との連携では、新しい医療技術の開発に情報工学の技術を応用することも検討しており、医薬学系部門との連携では、「くすりの富山」ならではの薬剤の開発にも携わっていければと考えています。全国レベル・世界レベルの新しい医療技術を富山から発信できるよう邁進していきます。

大学病院は、先端的な医療を行うという重要な役割を担っています。

臨床研究管理センターは、新しい医療を開発するための「臨床研究」を診療科の医師とともに行うところです。

当センターでは、「治験」のコーディネートも行っています。富山大学附属病院臨床研究管理センターのホームページにも情報公開していますので、ぜひご参照ください。

更新:2022.03.08