ボランティア・グループ「ふれ愛」

四国がんセンター

病院ボランティア・グループ「ふれ愛」

愛媛県松山市南梅本町甲

病院ボランティアとともに支え合うがん療養生活

私たちは1997年から20年以上、当院内で活動しています。がん治療で入院生活を余儀なくされた患者さんへ、少しでも日常を感じていただきたいと活動しています。病院イベントの企画や応援など、病院のスタッフだけでは手が届かないところの支援をすることで、患者さんのお邪魔にならないように、そっと寄り添わせていただいています(表)。

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表 活動内容:グループ「ふれ愛」はこんな活動をしています

私たち会員のほとんどが元がん患者であり家族でしたので、いろいろな活動の中で、患者さんの思いがとてもよく分かります。「がんだと宣告されて、心と体がつらいときでも、あなたは決してひとりではありませんよ。共にがんばって生きる仲間がいます。私たちボランティアもいますよ」。この想いを感じていただきたいのです。そしてちょっとずつ、元気に前向きに進むことができるよう、心のお手伝いをしたいのです。私たちボランティアも、患者さんの支援を謳(うた)っていますが、患者さんからたくさんの学びをいただいています。人間的な成長をしています。感謝です。

これからも、患者さんと病院スタッフ、そして病院と地域の架け橋になりたいです。患者さんの声や想いが病院へ届き、患者さんが安心して治療を受けられる病院、地域からも信頼のある病院であってほしいと思います。ボランティアがいる病院は、情報開示の面でも信頼いただけると思います。病院スタッフとボランティアが共助することで、患者さんの治療の相乗効果が良くなればと思います。私たち「グループふれ愛」は、病院スタッフではできない患者さんへのサービスを目指しています。これからは、会員の増員が目標です。月一度のボランティア活動で良いのです。私たちの仲間になって、活動してみませんか。お待ちしています。

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写真 活動風景

更新:2024.01.25