歯科のインプラント治療って、どんなもの?

歯科口腔外科

歯を失ったときの治療法は?

歯を失うと食事が噛(か)みにくくなるだけではなく、見た目への影響や認知症の進行など、さまざまな影響が出るといわれています。失った歯を補う場合、ブリッジや入れ歯といった今まで一般的だった治療法のほかに、最近ではインプラントによる歯の回復が広く行われるようになってきました(図1)。

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図1 歯を失ったときの治療法

周囲の歯を削る必要があるブリッジや、違和感の強い入れ歯とは異なり、インプラントは周囲の歯に負担をかけることなく、元の歯と同じように強く噛むことができ、見た目も非常に美しいのが特徴です。また、安定しない入れ歯の固定のため、インプラントを利用する方法もあります。

インプラント治療って大変なの?

インプラント治療はあごの骨にチタンのねじを植込み、その上に歯をかぶせます(図2)。手術が必要ですが、最近ではCTと歯の模型を用いて手術シミュレーションし、手術時にガイドシステムを使用することにより短時間で終了します。当院では安全な手術を提供できるように努めています。

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図2 歯科インプラント

骨が少ない方は、骨の移植が必要になることもあります。失った歯の本数や噛み合わせ、骨の状態などにより治療方針は異なります。インプラント治療は基本的に健康保険が適用されませんが、最近では腫瘍(しゅよう)や外傷などで多くの歯を失った方には健康保険が適用される場合もあります。

歯を失ったときにブリッジや入れ歯を入れると周囲の歯に負担がかかり、次々まわりの歯を失う〝負の連鎖″になりかねません。インプラントにて歯を補うことで、それ以上、歯を失うことをストップできるという利点もあります。

更新:2022.03.29