脳と脊椎脊髄、心臓・血管の地域中核病院をめざして

釧路孝仁会記念病院

北海道釧路市愛国

当院は孝仁会グループ齋藤孝次理事長の「釧路にあっても世界最先端の医療を提供する」を理念に、2007年12月に脳・心臓・消化器・整形外科を中心とした急性期専門病院として開院し、各分野の専門医を中心とした医療チームが最新の診断・治療機器を駆使し、可能な限り低侵襲な検査、治療を提供できるような体制作りを常に行っています。

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釧路孝仁会記念病院 院長 稲垣 徹

2020年には脳と心臓の血管系疾患に対し、急速に増加している血管内治療をより安全に積極的に施行できる施設として、釧根地域で唯一のハイブリッド手術室を導入しました。脳外科や整形外科手術はもとより、心臓や大動脈などの手術の対応も可能となりました。また、脳神経外科分野では脳血管障害患者を24時間365日受け入れ可能な1次脳卒中センターの道東地域の核施設(脳卒中コアセンター)に日本脳卒中学会より認定されており、閉塞性脳血管障害(脳梗塞)に対する最先端治療の血栓回収療法により治療成績の著しい向上に貢献しています。

入院後の急性期リハビリも充実させており、脳卒中リハビリや整形リハビリはもちろん、道内では普及が遅れている心臓リハビリも専門スタッフが行っており、患者さんができるだけ早期に社会復帰できるよう努めています。また、急性期治療後の患者さんのケアにつきましては、釧路孝仁会リハビリテーション病院(旧星が浦病院)をはじめ、当医療法人の関連病院や施設、さらには社会福祉法人孝仁会の介護施設との強い連携を利用し、選択の幅のある充実した支援を行っています。

院内には高度健診センターがあり、皆様の健康状態の把握と生活習慣病の予防の啓発、さらには釧根地域で唯一のPET/CTを利用した「三大疾病ドック」などの健診事業も行い、脳疾患・心疾患・がんなどの早期発見・早期治療をめざし、経験豊かな専門医が精密検査・治療の相談を行っています。

更新:2024.05.23