脳腫瘍

福井大学医学部附属病院

脳神経外科

福井県吉田郡永平寺町

脳腫瘍とは

脳腫瘍とは、頭の中にできる腫瘍の総称で、さまざまな種類の腫瘍が発生します。

脳内(のうない)か脳外(のうがい)かの2つに分けられ、脳内に発生する神経膠腫(しんけいこうしゅ)(グリオーマ)などは主に悪性、脳外に発生する髄膜腫(ずいまくしゅ)や神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)、下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)などは主に良性です。

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脳内に発生する神経膠腫(グリオーマ)(悪性)
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脳外に発生する髄膜腫(良性)

症状

症状には、腫瘍によって頭蓋内(ずがいない)の圧力が高まることで起こる「頭蓋内圧亢進(こうしん)症状(頭痛、嘔吐(おうと)、意識障害など)」、腫瘍が発生した場所の脳が障害されて起こる「局所症状(運動・感覚・視野・言語障害、痙攣(けいれん)など)」、「脳神経症状(匂い・視力・目の動き・聴力などの障害)」があります。

検査

造影CT検査、造影MRI検査、脳血管撮影(カテーテル)検査などを行います。

治療

良性腫瘍は主に手術で、悪性腫瘍は手術、放射線治療、薬物療法などを組み合わせて治療します。

更新:2023.09.13