当院の糖尿病診療6つの特徴大公開!

中部ろうさい病院

糖尿病・内分泌内科

愛知県名古屋市港区港明

糖尿病サポートチーム(DST)とは

糖尿病サポートチームのスタッフは、高い専門性を持っていることが特徴です。

糖尿病専門医、日本看護協会認定看護師(糖尿病看護・透析看護の専門資格)、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、事務職員などで、ほとんどが日本糖尿病療養指導士の資格を取得しています。糖尿病の知識と技術、経験を持ったスタッフが、それぞれの高い専門性を生かして患者さんをサポートしています。

糖尿病教室で患者さんをサポート

糖尿病教育入院では、糖尿病サポートチームが一丸となって作った分かりやすいオリジナルテキストを用いて、糖尿病教室を開いています。

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写真1 糖尿病教室

月〜金曜の週5日を1クールとして、医師・看護師・薬剤師・栄養士が、「糖尿病とは」「急性合併症」「足のケア」「シックディ(*)対策」「生活指導」「運動療法」「薬物指導」「栄養指導」を行っています。

*シックディ:風邪や下痢、発熱、腹痛など糖尿病以外の病気になったとき

地域の皆さんに情報を発信

当院は毎年11月14日の世界糖尿病デーに合わせて、近隣の大型ショッピングモールで糖尿病啓発活動を行っています。事務職員が中心となってショッピングモールと連携し、血糖測定を含むさまざまなブースを設け、地域の皆さんに向けて糖尿病の予防、早期発見・早期治療の大切さを発信しています。

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写真2 大型ショッピングモールでのイベント

カンバセーションマップを活用

国際糖尿病連合と日本糖尿病協会が推奨する糖尿病の新しい学習教材です。

糖尿病に関するさまざまなことが描かれた1枚の地図のような絵(マップ)を見ながら、数名の患者さんで話し合い、お互いに学び合うことができます。認定を受けた進行役のスタッフが、患者さん同士の糖尿病の学びをサポートします。

超低カロリー食ダイエット

低カロリーながら、必要な栄養素を含んだ粉末を水に溶いたものを、食事の代わりとする食事療法で、1日3食のうち、1〜2食を置き換えます。

肥満の患者さんの減量に用いられ、日本肥満学会から推奨されています。当院は、日本肥満学会認定肥満症専門病院です。

フラッシュグルコースモニタリングシステム

500円玉大のセンサーを二の腕に着けると15分おきの血糖値が記録され、患者さんの1日の血糖値変化が一目で分かり、より有効な治療法を選択することが可能です。最大、14日間装着できます。

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写真3 フラッシュグルコースモニタリングシステム(画像提供:Abbott Japan LLC)

更新:2022.03.23